電子書籍『これからの薬のつくりかた: 癌をはじめとする難病の薬探しの原点』(著:坂口 謙吾)好評発売中

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これからの薬のつくりかた: 癌をはじめとする難病の薬探しの原点

この本の中で語られるがんや難病の治療薬の開発方法は、実はごくごくオーソドックスな思考だと思う。
がんの治療薬の開発を世界中の人々が求め続けているが、未だ成功に至っていない、どれだけの費用と人材と時間を費やしてきたことか?
選択毒性という概念から創薬することに行き詰っているにもかかわらず、その思考から方向転換できないまま、21世紀を迎えて久しい。
正常細胞と癌細胞の違いは、ほとんどないため、選択的に癌細胞だけ攻撃することができない、そうであるならば創薬戦略を見直すのは、必然であるのにもかかわらず、未だそこに留まっている。
WHY?
何故、もっと柔軟な思考ができないのか?
何故、抗生物質発見の手法に絡めとられたままなのか?
不思議でならない。
著者が語るように、まさに薬探しの原点に立ち返る時なのだと思う。
製薬の世界にどっぷりつかっている人にとっては、抜け出せない発想も、外部世界から見れば、とてもおかしな光景に見える。
著者は、薬探しに多くの人の知恵も活用すべきと語っている。
このような閉塞状況にあるのは、創薬の世界に限った事ではない。
IT技術の進化は、AIだけでなく多くの人々の知恵を活用できる環境ももたらしている。
オープンイノベーションという言葉のように、まさにオープンに知恵や知見を集めることも、解決の近道だと考える。
創薬の世界で、著者の提言が実現化され、がんが早期に克服されることを願うばかりである。

著者

東京理科大学 名誉教授 坂口 謙吾

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中
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