書籍一覧(出版・制作物・LINEスタンプなど)

2026年

LINEスタンプ「妖精ぐりん」

異世界「ミドリノカナタ」からやってきた妖精「ぐりん」。
ヒトのセカイで出会ったおともだちの「ぴよ」とたのしくライフ!
第1弾スタンプをおとどけぐり☆

やさしくてちょっと不思議な妖精「ぐりん」は、マルチクリエイター/ラジオパーソナリティー/声優として活躍されている翼さん(X:@tsubasa_radio) にデザインしていただきました。

日常のあいさつや、ちょっとした気持ちのやりとりに使いやすい、あたたかみのあるスタンプになっています。

デザイナー情報

LINEスタンプ「妖精ぐりん」

2025年

ドイツ・ベルリン名物と散歩 -過去・現在そして未来?-

「ドイツの料理って、どんなもの?」
「ソーセージ」や「ジャガイモ」を思い浮かべる人が多いかもしれません.
でも、それだけではありません!

この本は、ドイツの名物料理や飲み物を紹介しながら、ドイツを旅する気分で楽しく読めるエッセイです.

ドイツには、地域ごとに個性豊かな名物があり、歴史や文化の影響を受けながら独自の食文化を築いてきました.
「白アスパラガス」や「ザワークラウト(酸っぱいキャベツの漬物)」、「カリーブルスト(カレー風味のソーセージ)」、さらにはドイツの「ビール」や「ワイン」のことまで、いろいろな食べ物の魅力をわかりやすく紹介します.
さらに、かつて「壁」によって分断されていたベルリンと、統一後の変貌を見つめながら、食と社会の関係についても考察し、食文化を通じてドイツの「過去・現在・未来」を探る一冊となります.

〈本書の特徴〉
・食べ歩き感覚で楽しめる! ドイツの名物料理や飲み物を、エピソードと一緒に楽しく紹介
・歴史・文化の視点もたっぷり! 「ベルリンの壁」崩壊前後のドイツの変化も交え、食を通して社会の移り変わりを考察
・現地からのリアルな視点! 「かつてドイツで暮らしていた著者(穐田)」と「今ドイツに暮らす著者(Göttgens夫妻)」が、実際に体験したエピソードや写真を交えて解説
・食の未来も考える! グローバル化・健康志向が進む中で、ドイツ料理の行く末とは?

ドイツ旅行に行く人も、異文化に興味がある人も、グルメ好きな人も必見!
ドイツの名物料理を味わいながら、ドイツの過去・現在・未来を旅してみませんか?

〈はじめに〉
 世界の三大料理というと,フランス料理と中国料理というのが大方の一致した意見でしょう.もう一つが,トルコ料理だというと,意外に思われるかもしれません.世界の三大料理とされるフランス料理・中国料理・トルコ料理の共通点は,いずれも“宮廷料理”として発展してきた歴史があるということです.かといって,トルコ料理を世界の三大料理に入れるのには納得がいかない.自分のお国の料理が一番,という方もきっといるはずです.

 ところで,ドイツ料理というと,ソーセージ,ジャガイモをイメージする人が多いでしょう.洗練されたフランス料理と比べると,野暮ったい田舎料理,よく言えば素朴な料理という感じです.確かに,私の周りでもドイツ車を好きな人は多いですが,ドイツ料理が好きという人をあまり見かけません.ドイツ料理には,賛否両論あるようです.本書では,その賛否両論あるドイツ料理,そのなかでも名物とされるものに絞って経験したことを交えながら気ままに散歩してみたいと思った次第です.

 話題は,先ず白アスパラガス(シュパーゲル Spargel),野菜料理とは言えないかもしれませんが,きゅうりのピクルス,酸味のあるキャベツの漬物であるザワークラウト(ザウアークラウト Sauerkraut),ジャガイモ(Kartoffel)です.次に,ベルリンの白ビールを含めたドイツのビールとワインあれこれです.肉料理では,アイスバイ(Eisbein),ハッケペーター(メット Mett),カリーブルスト(Currywurst),次にハンバーグと言いたいところですがドイツにはハンバーグはありません.ハンバーグは地方によって呼び方が違っています.そして,ドイツが発祥ではありませんが,ドイツではお馴染みになっているウィンナー・シュニッツェル,ドネルケバブも取り上げたいと思います.さらに,ドイツを代表するものとして,ライ麦パン,バウムクーヘンもとりあげました.これらを美味しいという方,微妙?あるいは好きではない,不味い!という方,すでに賛否両論が聞こえてきそうです.

 なお,副題を「過去・現在そして未来?」としました.過去は,40年前「壁」のあるベルリンと6年後の「壁」が崩壊したベルリンの両方の経験がある穐田真澄が担当しました.文中,「壁」ジイとして登場します.現在のドイツ事情と写真については,「ドイツ便り」として,ドイツで永年暮らしておられるGöttgens-田中初穂とPaul Göttgensご夫婦から提供されたものです.未来については,予測がつかないですが,それぞれの思いを自由に語ってもらいました.
この本に興味を持たれた方も自由に未来を予測していただければ幸いです.

 それでは,魅惑のドイツ・ベルリン名物を求めて,ぶらぶらと気ままに散歩に出かけましょう!                                   

著者

穐田 真澄
Göttgens-田中 初穂
Paul Göttgens

Amazon Kindle版(電子書籍/ペーパーバック)にて好評販売中

理系大学院: 博士になるために、何を学び取るのか?

大学院を、一般的には、大学のオマケの延長と考えがちだが、それは大きな間違いである。
そもそも役割が異なっている。
大学は、学習する場であり、大学院は研究の場である。
研究をメインに考えると、大学の方がオマケである。
坂口先生は、閉塞感と沈滞化した日本産業界にイノベーションを起こすためには、大学院の充実、すなわち博士号取得者を増やすことが重要と言われている。
欧米先進国では、博士取得者でないと研究職につけないが、日本ではむしろ修士卒が歓迎される。博士は年齢が高く、待遇面も含め何かと使い勝手が悪いという理由で、敬遠される事が多い。
博士号を取得することは、修士と明らかに違って、自ら研究テーマを決め、研究に取り組み、その成果としてジャーナルに掲載されなければならないという大きな関門がある。
それを通過できたものだけが、研究者として採用される欧米のシステムは、真面であり、日本だけが、例外的にオカシイと言わざるをえない。
ここ30数年の日本産業の技術面での停滞も、このような日本独自の在り方に起因している可能性が高い。
坂口先生が言われるように、博士を数多く作り、企業も積極的に博士を採用することで、今の技術的閉塞感を打破していくことが、肝要だと考える。
日本の産業が崩壊してしまう前に。

大学院の役割を、ご存知ない方は是非ご一読いただき、日本の未来像についても想いを馳せていただきたいと思う次第です。

著者

東京理科大学 名誉教授 坂口 謙吾

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中

「Sounds of Japan: Heart and Beats」(CD制作協力)

『Sounds of Japan: Heart and Beats』は、 日本の四季が織りなす美しい風景を巡り、豊かな文化の鼓動に触れる新たな音楽の旅へ、あなたをお連れします。

アーティスト

松田眞樹 ピアニスト・作曲家・編曲家

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院修士課程ピアノ専攻修了、同大学大学院博 士後期課程ソルフェージュ専攻満期単位取得。在学中より作編曲家・ピアニストとして活動 を開始。2005 年文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞ほか受賞多数。 CM、TV 番組、 映画、CD、DVD など活動は多岐に渡り企画・プロデュースも行なっている。近年はミュー ジカルやコンサートの音楽監督としても活躍。

木野雅之 ヴァイオリニスト

桐朋学園、ロンドンのギルドホール音楽院にて学ぶ。Y.ニーマン、N.ミルシュタイン、R.リ ッチ、I.ギトリス等に師事。イタリアのリピツァー、ロンドンのカール・フレッシュ他、国 際コンクールにて優勝。ロイヤル・フィル、ベルリン響、モスクワ放送響他、多数のオーケ ストラと共演。音楽祭、テレビ、ラジオ出演、又、CD も多数発売中。日本フィル・ソロ・ コンサートマスター、東京音大教授、桐朋学園、武蔵野音大講師、インドネシア・パダン・ パンジャン国立芸術院客員教授。リッチから受け継いだ 1776 年製、ロレンツォ・ストリオ ーニを使用。

詳細(ご購入、ストリーミング配信など)

2024年

これからの薬のつくりかた: 癌をはじめとする難病の薬探しの原点

この本の中で語られるがんや難病の治療薬の開発方法は、実はごくごくオーソドックスな思考だと思う。
がんの治療薬の開発を世界中の人々が求め続けているが、未だ成功に至っていない、どれだけの費用と人材と時間を費やしてきたことか?
選択毒性という概念から創薬することに行き詰っているにもかかわらず、その思考から方向転換できないまま、21世紀を迎えて久しい。
正常細胞と癌細胞の違いは、ほとんどないため、選択的に癌細胞だけ攻撃することができない、そうであるならば創薬戦略を見直すのは、必然であるのにもかかわらず、未だそこに留まっている。
WHY?
何故、もっと柔軟な思考ができないのか?
何故、抗生物質発見の手法に絡めとられたままなのか?
不思議でならない。
著者が語るように、まさに薬探しの原点に立ち返る時なのだと思う。
製薬の世界にどっぷりつかっている人にとっては、抜け出せない発想も、外部世界から見れば、とてもおかしな光景に見える。
著者は、薬探しに多くの人の知恵も活用すべきと語っている。
このような閉塞状況にあるのは、創薬の世界に限った事ではない。
IT技術の進化は、AIだけでなく多くの人々の知恵を活用できる環境ももたらしている。
オープンイノベーションという言葉のように、まさにオープンに知恵や知見を集めることも、解決の近道だと考える。
創薬の世界で、著者の提言が実現化され、がんが早期に克服されることを願うばかりである。

著者

東京理科大学 名誉教授 坂口 謙吾

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中

DNA合成酵素 ~その機能と進化、地球環境~

DNA合成酵素というものをご存知ですか?
生物の設計図のDNAを合成したり、修復したりする役割の酵素のことです。
実は、これが生物の進化において重要な役割を担っていたのです。
そんなこと言われても、なんのこっちゃ?かもしれませんが、
この本では、生物の進化の歴史や地球環境の変化との関係性において、生物の壮大な40億年の歴史で、DNA合成酵素がどんな役割を果たしていたのか?というお話をします。
何やらとても難しい内容に思えますが、「40億年」前はどんな地球で、どんな生物が存在していたのか?想像するだけでもワクワクしてきませんか?
2億年前の恐竜以後の話題は、世の中に溢れていますが、それよりもずっと昔から、生物は地道に進化を続けていたのです。
しかもDNA合成酵素という訳の分からないものが、その進化を手助けしていた。
ちょっとその謎を知りたいと思いませんか?
是非、太古からの生物の歴史と地球の変遷、そしてDNA合成酵素なるものを、知っていただきたいと思います。
つまらなかった生物学が、ロマンのある面白いものに変わるかもしれませんよ。

著者

東京理科大学 名誉教授 坂口 謙吾

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中

2023年

人の脳を考えてみよう: 記憶・意識の分子的基礎とは何か?2023年

ヒトの脳の本質について、これまで誰もその解明に切り込んだものはいなかった。
記憶の大本である「記憶の素子」は何でできているのか?
記憶だけでなく意識や判断はどこでするのか?
誰もこの本質的な問題を解明したものはいない。
この問題は、人が何ものであるのか?他の哺乳類とはどう違うのかを問う事にもつながると考える。
また、今の富岳に代表されるスパコンとヒトの脳がどう違うのかの問題でもある。
この問題を突き詰めてみると、一人一人が大変すばらしい脳力を持っているにもかかわらず、それを十分に活かしきっていないこともわかるだろう。
生物の進化の歴史の中で、ヒトの脳が作り出されたきたという当たり前の事にも気づかされる。
ヒトの脳の記憶素子の研究が進めば、新しいスパコン開発や真のAI開発にも貢献できるかもしれない。そんな期待感を抱かせてくれる貴重な一冊である。

専門用語や数式なども出てくるが、そのような専門用語が十分理解できなくても、脳って何というストーリーは大変興味深いし、文章は、わかりやすく書かれているので、一般の方にも、ご理解いただける内容となっています。

著者

東京理科大学 名誉教授 坂口 謙吾

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中

組織学総論 - 細胞・組織の基礎から病態の理解へ –

ミクロコスモス(ルーペから光学顕微鏡、電子顕微鏡によって明らかにされる世界)のすばらしさの一端を感じて、それが細胞・組織や病態とどのように関わっていくのかを少しでも実感していただきたいという主旨から本書を編纂しました。
 本書は、肉眼解剖的なレベルでの理解も極めて大切と思い、今自分がどのレベルのところを観察しているのかをできるだけ分かりやすくなるように努めたつもりです。
ヒトの標本を出来るだけ記載したいという方針ではありましたが、ヒトの標本にはインフォームドコンセントなど制約が多くあり、ヒトの標本で全てを構成できませんでした。特に、電子顕微鏡の標本に関しては、ヒト以外の動物の材料に頼らざるを得ませんでした。ヒトを含め、動物間における種としての差は薬物に対する反応の差は言うまでもなく、構造についても違いが多々あるのは事実です。本書の光学顕微鏡写真の多くはヒトの例ですが、ヒト以外の動物についての所見は動物種を記載してあります。構造的にヒトと違いが顕著な場合については、出来るだけその違いを記載しました。本書に採用した写真が、全てオリジナルなものとなったことは、多少誇れるものと思っております。
本書は、従来の細胞学、組織学を扱う教科書の一般的な記述の順序など常識とされる点から少しはなれているところもあります。解剖学、組織学に興味をもちながら、上皮組織、結合組織と進むうちに、解剖学、組織学に対する全ての興味を失ってしまった経験をもつヒトは多いのではないでしょうか?本書が、それらの経験のあるヒト、これから細胞学、組織学を学ぶヒトのために少しでも援助となることを願っています。

著者

埼玉医科大学 名誉教授 穐田 真澄
昭和大学 電子顕微鏡室 准教授 髙木 孝士

Amazon Kindle版(電子書籍/ペーパーバック)にて好評販売中

2022年

鉄・石炭石油を使用し ない21世紀の基幹産業 ~SDGsに貢献する次のバイオ技術 ~

鉄・石炭石油を使用しない21世紀の基幹産業~SDGsに貢献する次のバイオ技術~
東京理科大学名誉教授坂口 謙吾著の発行に寄せて

今SDGsという目標やカーボンニュートラルの実現が、声高に叫ばれ始め、一般の人の話題にも上るようになった。
国や官公庁に限らず、企業などでも企業戦略に組み込む動きが活性化している。
しかし、実態は、CO2をいかに削減するかというネガティブな発想からの消去法的な議論に過ぎず、21世紀以降のあるべき姿を大局的かつ具体的に展望できているわけではない。
一言で言えば、具体的な方法がないのである。
本書は、次世代バイオ技術によるバイオ燃料やバイオ素材の開発により、カーボンニュートラルを実現する実現可能な具体的提言に溢れている。
これまでの議論に決定的に欠けていた具体論に満ち満ちている。
今なぜ「バイオ技術」が地球の救世主となるのか?
本書をお読みいただければ、目から鱗が落ちる。
地球の成り立ちからも、次世代バイオ技術しかこの危機を救えるものがないことが理解できる。
更には、成熟期から後退期に移行しつつある日本産業界の再生にも貢献できるはずである。
このピンチをチャンスに変える切り札としての次世代バイオ技術。
バイオの時代が、本当に到来すると期待したい。

著者

東京理科大学 名誉教授 坂口 謙吾

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中

最新がん治療: がん治療法の21世紀型革新

著者の坂口先生(東京理科大学名誉教授)は、幼少期はエジソンのような「なぜなぜ」坊やだったのではないかと想像する。
自然界にある不思議な事に興味を持ち、それまでの常識と言われる理論や理屈では納得せず、自身が納得できるまで、その根本を探求しようとする少年ではなかったかと推測する。

というのも、先生の研究姿勢は、過去の先達の研究を参考にはしても、そこに捉われることなく、基本的な原理や根本から問い直し、ゼロから研究を行ってきているからである。
その成果として、一般的な研究者が生涯論文数30報程度なのに、坂口先生は300報となんと10倍もの論文を発表している。
また、論文を発表して終わりではなく、その研究をベースにして産業化するための製品開発なども数々手掛けていて、なお年老いて益々盛んな生涯現役のバリバリの研究者である。
その情熱は、どこから来るのか? 幼少時代の原体験もあると思うが、この国の未来をより良く変えたい、患者を救いたいという燃え滾る熱い思いの所以なのだ。

この著作も、そういった熱い情熱と常識に捉われることのない深い研究心の発露の一貫としてSQAP(レブリチン)を多くの方に知っていただくためである。
坂口先生達が開発したSQAP(レブリチン)は、今後がん畜・がん患者への朗報となるだけでなく、行き詰っているがん治療の新たなコンセプトとシステムをも創出しようとしている。
がんサバイバーである私も、この治療法がヒトに活かされる日を、心待ちに見守っていきたいと思う。

一般の方には、かなり難解な分子生物学の内容も含まれているが、がんの治療を取り巻く状況も含めて、「がん」がどのようなものか読めば必ずご理解いただけると思う。
ご理解できるまで何度でも読む価値のある一冊となっている。
手に取っていただければ幸いである。

著者

東京理科大学 名誉教授 坂口 謙吾

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中

ポストコロナ時代の歩き方 これからどうしよう! ビジネスをしぶとく生き抜くために

著者の岩瀬氏は、外資系バイオ企業において6回も買収された経験を有するビジネスマンで、その厳しい競争の中をしぶとく生き抜いてきた強者である。
邦人企業に勤めて1社で人生を全うする人とは、まさに対極のビジネスマンの歩み方である。
岩瀬氏ほどではないが、私も2回のリストラを経験してそれなりの波風に晒されて、ビジネスマン人生を歩んできた。
転職を一度も経験しない人と多くの企業を経験した人のどちらが幸せか?と聞かれたら、
多くの日本人は1社で過ごせた方が幸せだったと答えるのではないか。
それほどまでに、安定を求めるのが日本人の常であった。
がしかし、岩瀬氏の言われるグローバルな世界を見渡した時、1社で人生を終えるビジネスマンがどれほど稀有な存在かわかるはずだ。
欧米企業に留まらず日本以外の国では、ステップアップや起業などによって、複数社の企業を経験することが当たり前になっている。
日本でも親方日の丸の意識のまま、どんなに仕事が面白くなくても生涯賃金を考慮して1社で生涯を終えるというビジネスマンは、皆無になってくるのではないだろうか。

これからの時代は、SDGsの実現に向けて急速に産業転換が起こってくるはずであるし、コロナ禍の影響による労働環境も大きく様変わりし、それらによって日本の産業や企業の大きな転換期が来るはずだ。自動車産業が、メカニカルとエレクトロニクスから成り立っていた時代からAI主流の時代に転換していったように、急速な社会変革・産業構造の転換の中で、1社で生涯勤め上げるのはとても難しい時代になると思う。

そんな大変革期にあって、本書は、どう生き抜いていけばいいかの具体的なヒントや示唆や啓示に富んでいる。
良く言われるビジネス書や啓発書の類は、それこそ星の数ほど世の中に転がっている。
その中にあって、ビジネスの最前線の経験を事実そのままに、これほど赤裸々に語った書籍は、皆無である。
新入社員のビジネスマインドと具体的な仕事の進め方に始まり、不可能に近い困難な課題への対応力、具体的なマーケティングの実践方法、起業の方法、経営者の心構えと行動まで、様々なビジネス要素が具体的な経験と知恵で語られている。
「今日、今、すぐ使えるビジネスマンの知恵」がぎっしりと詰まっている。

また本書は、一人のビジネスマンの経験談というだけでなく、外資系企業のマーケティング力や経営戦略についても、リアルに語られている。
日本企業が、何故90年代以降30年以上も成長できなかったのか?その原因はどこにあるのか?
本書を読めば、そのことも良く理解できる。
プロダクトアウトの思考から、いまだに脱却できない日本企業、
圧倒的なマーケティング力とそれに裏打ちされた経営戦略の米国企業。
答えは明快である。
マーケティングを制する者は、世界を制すると著者は雄弁に語っている。
次のビジネス時代を生きる読者の方々に、本書以上の贈り物はないと断言する次第である。

著者

バイオディスカバリー株式会社 代表取締役 岩瀬 壽

Amazon Kindle版(電子書籍)にて好評販売中

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